ジョーダン・ハービンジャー・ショーでファンドマネージャーのデービッド・ロスキー(David Roeske)との対談がありました。
普段はニューヨークで投資活動をしているデービッドですが、趣味でアマチュア登山家もしています。しかも、酸素の補給なしでエベレストを制覇した4番目の人です!!
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サラリーマンが登山の訓練をする方法
デービッドは普段、オフィスで仕事をしているので登山の訓練をする時間がたくさんあるわけではありません。でも使えるものは無駄にせず、すべて活用します。
住んでいるアパートが40階建てだったので、リュックなどフル装備で何時間も昇り降りするそうです。また、ジムに通ってトレッドミルを一番きつい設定にして2、3時間走ったりもします。
仕事と両立させるために、あまり重要でないものはどんどん切り捨てる。トレーニングしている間もオーディオブックやポッドキャストを聞いて仕事のために知識も増やしている。
元から体育会系だったわけではなく、20代になってから鍛えるようになったそうです。登山を始めたのは30代ですが、それまでにマラソンを走ったりしていました。
本気で何かをやろうと思えば手段はいくらでも見つけられるのですね。
エベレスト
世界最高峰(8,848メートル)のエベレストですが、重装備で行っても難関です。普通は登山に6~8週間かかるそうでうが、デービッドは有給を使っていくため、4~5週間で一気に登ります。費用もフルサービスで快適に登ろうとすると5~10万ドルかかます。登山許可証と旅費だけにすれば1万ドルに抑えることも可能ですが、3万ドルで登ったそうです。
標高がこれだけ高いと、そこにいるだけで健康がそぎ取られる状態になります。体も頭もサバイバルモードになります。カロリーは筋肉を消費してから脂肪を燃やします。脱水症状になるので水分を補給し続けないといけない。
思考も自己中心的になります。自分が生き残ることが最優先になり、助けを求める人が目の前にいても無視してしまいます。「助けたら自分が頂上まで行けない」とか「他の誰かが助けてくれるだろう」などの考えも出てきます。
判断力も落ちます。客観的に最後まで持たないとしても、「ここまで来たのに引き返せない」とか「あと少しだから大丈夫だろう」と思ってしまう。
こうしたことに対処するには前もって自分の行動を決めておかないといけない。デービッドは困っている人がいたら助けると普段の生活から決めているそうです。そうしないと、実際に直面した時に行動できないから。
まとめ
自分を極限まで追い込んで「本当の自分」を知り、さらに高い境地に登りたいから山を登るデービッド。そこまでしたくはないけれど、話を聞くのは楽しかった(笑)。