Baptized Atheist 洗礼を受けた無神論者

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ジョーダン・ハービンジャー・ショーでデイヴィッド・スマリー(David Smalley)との対談がありました。

ジョーダン・ハービンジャー・ショー

デイヴィッドはポッドキャスト「ドグマ・ディベート(Dogma Debate)」の司会者です。宗教家などを招いて、ソクラティスばりに質問して自滅を招くスタイルらしいです。デイヴィッド自身はキリスト教として育ち、疑問を持って無神論者になりました。聖書は全員が読むべきだと言い、読めば読むほど無神論者が増えるだろう、と言いました。彼はそこらへんの宣教師以上に聖書を熟読していて、本まで書いています!!


Baptized Atheist
ISBN-10: 1578840082
ISBN-13: 978-1578840083

懐疑的になれ

宗教を信じる人は他のこともそのまま信じる傾向を感じるをデイヴィッドは言いました。でも無神論者も免疫があるわけではなく、「自分は騙されない」と過信するそうです。

そこで懐疑的になる習慣を身につけないといけないということです。「懐疑的」というのは言われたことを自動的に信じないことでもありますが、自動的に否定しないことでもあります。最初から「そんなわけがない」と結論付けるのではなく、証拠を見て自分で判断できるようになるといいです。

相手の考え方を変える方法

人と議論になって相手を論破しようとすることは多々あります。でも、ただ自分の主張を論理だてて言うだけでは相手を変えることはできません。

相手の主張を相手よりもうまく伝えられるようになって初めて相手の問題点を指摘できます。そのためには調べつくす必要があります。どんな主張なのか、どんな反論があるのか、その反論にはどんな反論があるのか、と掘り下げます。まずは一人討論をすることですね。

まとめ

デイヴィッドは宗教のすべてを否定したいのではなく、「隣人を愛せよ」など教えを残しつつ、分裂を引き起こす部分をやめようと言っているそうです。日本人は宗教的な人は少ないですが、神仏習合のように良いところをどんどん取り入れるのはいいですね。

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