Super Thinking 超思考

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ジョーダン・ハービンジャー・ショーでダックダックゴー(DuckDuckGo)の創始者、ガブリエル・ワインバーグ(Gabriel Weinberg)との対談がありました。

ジョーダン・ハービンジャー・ショー

ダックダックゴーとは検索エンジンですが、ユーザーの行動を追跡しないのが特徴です。使い方はグーグルなどと同じですが、誰が検索しても同じ結果になるのです。

メンタルモデル Mental Models

ガブリエルは著書「超思考(Super Thinking)」でメンタルモデル(Mental Models)をたくさん(約300!!)書いています。メンタルモデルは色々な分野にある「概念」のことです。この概念を他の分野にも適用することで上手に生きられるわけです。

例えば物理、とくに原子力に「臨界質量(Critical Mass)」という概念があります。核分裂を維持するために必要な核物質の量のことです。これをポッドキャストなどに適用すると、ある数のファンがつくと、そこからは半自動的にファンが増えていく。この数のことをクリティカルマスと呼べるわけです。


Super Thinking: The Big Book of Mental Models
ISBN-10: 0525533583
ISBN-13: 978-0525533580

対談でいくつか取り上げました。

確証バイアス(Confirmation Bias)
新しい情報を得た時に、自分が信じていることに沿うように解釈してしまう。
非確証バイアス(Disconfirmation Bias)
新しい情報が自分の考えと会わない場合、頑固に拒否してしまう。カルトの信者が抜けないのはこの原理が働いている。
認知的不協和(Cognitive Dissonance)
相反する2つの考えを持つことによる苦痛。人が考え方を変えられないのはそれが苦しいことだから。
楽観的な確率(Optimistic Probability)
何か良いことが起きる確率を高めに見積もり、悪いことが起こる確率を低めに見積もってしまう。
コモンズの悲劇(Tragedy of the Commons)
有限な共有資源があると、みんな競い合って使うので結果的にダメになってしまう。個人が近視的な判断をすることによって、全体のダメージにつながる。
小さな決定による暴政(Tyranny of small decisions)
例えば、レストランで安い料理と高い料理があるとします。一人で食べる場合、安い料理を頼むけれど、大勢で割り勘の場合、高い料理を頼んでしまう。
群れ免疫(Herd Immunity)
集団で免疫を持っていないと、感染症が問題になる。例えばハシカの場合、集団の95%がワクチンを受けていないとヤバい。何らかのルールもほとんどの人が従っていないと無秩序になる。
レモン対ピーチ(lemons vs peaches)
レモンとは質の悪い中古車のこと、ピートとは質の良い中古車のこと。情報の非対称性が発生する、買い手は売り手ほど車の情報を持っていないので不利になる。そうすると安くなければ買わなくなり、市場価値は下がる。さらに良質のものを売りたくなくなり、市場が崩壊する。
萎縮効果(Chilling effect)
報復を恐れて正当な行為を控えること。監視されていると思うと、ネット検索も控えてしまう。何かルールを作る場合、意図せずに守りたい人を傷つけることになる場合がある。
生存者バイアス(Survivorship Bias)
生存者からしか情報を得ないと、間違った因果関係を導いてしまう。成功した人に学校を中退した人が多いとしても、学校を中退して成功しなかった人も考慮しないといけない。

こういったバイアスなどは自分で判断することは難しい。家族や友達に言われるまでは気づかない場合が多い。その時に非確証バイアスにならないように気を付けないと前に進めない。

まとめ

とりあえず広く浅く知識を蓄えれば、応用できることが増えそうだ。好き嫌いせずにいろんなものに耳を傾けよう。

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