Loserthink 負け犬思考

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ジョーダン・ハービンジャー・ショーでディルバートの作者のスコット・アダムス(Scott Adams)との対談がありました。

ジョーダン・ハービンジャー・ショー

スコットは新著「負け犬思考(Loserthink)」で非生産的な考え方について書きました。思考をしている人が「負け犬」なのではなく、思考そのものが「負け犬」なのです。いろんな分野から知識をすこしずつ見つけることによって、回避することができます。


Loserthink: How Untrained Brains Are Ruining America
ISBN-10: 0593083520
ISBN-13: 978-0593083529

負け犬思考

スコットが負け犬思考の例をいくつか取り上げました。

読心術(Mind-reading)
相手の心を読めると確信する。何を考えていたかなど、意図などは本人にしかわからない。
想像力の欠如(Lack of imagination)
ある事象を説明する事実は一つしかない。他の方法を思いつかないだけ。
言葉の再定義(Word-thinking)
言葉の定義のしかたで議論に勝とうとする。理のかなった理由があればそれを使うはずだ。
羅列による説得(Laundry list persuasion)
ひとつひとつは説得力はないが、たくさん集めて意味があるように見せかける。0を10個足しても0のまま。
半意見(Half-pinion)
物事のメリットかデメリット、片方だけを使った意見。両方考慮しなければ聞く価値がない。
効果よりもプライド(Ego over effectiveness)
やった方が得なことをプライドが防ぐこと。プライドやエゴはツールでしかなく、決断に使ってはいけない。

負け犬思考を回避するための概念もいくつかあげました。

埋没費用(Sunk cost)
過去に使ったお金は返ってこない。未来の決断に考慮してはいけない。
計測とマネージメント
計測されるものが管理されるものである。
読心術を破る魔法の質問
「私が信じているとあなたが思っているもので、間違っていることは何か?」多くの場合、優先順位の違いでしかない。

ニュースのビジネスモデル

スコットによると、クリックを正確に計測できるようになってからニュースが変わったと言いました。ニュースが営利団体である限り、利益を上げる義務がある。どんなニュースが多く読まれるかテストされ、フェイクニュースやゴシップ、恐怖をあおるものが多くなる。

そんな中、より正確な情報を得たかったらどうするか。自分が普段見ているニュースだけでなく、反対側のニュースも見る。例えばFox News(政治的に右より)とCNN(政治的に左より)が両方同じことを言っていたらまず本当であろう。片方しか言っていなかったら、どちらであってもフェイクの可能性が高い。

スコット・アレクサンダー(Scott Alexander)が挙げたアドバイスは、新られないようなニュースを聞いたら、それはきっと信用できないのだろう。スコット(アダムス)は初めてニュースを聞いてから48時間待つまで意見を作らないように言っています。その間、初印象をひっくり返すような背景や事実が出てくる可能性が大きい。しかし人間はいったん意見を作ってしまうと、それを変えることはなかなかできない。これを48時間ルールと呼んでいます。

また、20年ルールについても言及しました。何年前のことがくっきりと残せるSNSの出現によって必要になったルールです。人が20年前に起こしたことはノーカウントにする。20年もたてばもはや別人。全ての細胞は入れ替わっているし、考え方も成長している。それよりも、最近何をしたかでその人を判断する。

まとめ

相手が負け犬思考をしていても心の中にとどめて放っておきそうです(笑)。でも自分が負け犬思考に陥っていないか気をつけないと。

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