Jury Duty(ジュリーデューティー、陪審義務)に呼び出されました!!

Jury Dutyの呼び出しはがき
陪審義務(Jury Duty)
Jury Dutyとはアメリカ国民の義務のひとつで、裁判の陪審員を務めることです。DMV(陸運局)と選挙登録情報から選ばれるらしいです。拘束時間がわからないので友達や同僚はみんな嫌っています。その間、会社は給料を払う義務はないですが、日当を払うところが多い気がします。
陪審員の仕事は裁判の有罪・無罪を決めることです。どの法律を適用するかは裁判官が決めます。その法律と原告と被告からの情報をもとに判断します。法律によって、全会一致(6人~12人)が必要であったり、過半数が必要であったり様々ですが、意見が割れて決まらない場合もあります。決まらない場合は陪審員を入れ替えてやり直すそうです。
Jury Dutyから辞退する方法
永住権(グリーンカード)の場合Jury Dutyに出られませんので、辞退します。昔は郵送で返していましたが、オンラインでできるようになりました!!(カウンティーによるかも)
オレンジカウンティの場合、郡の裁判所のサイトからできます。
⇒https://www.occourts.org/ejuror

一番下にある「Click Here to Go to eJuror」をクリックします。

はがきに載っている「Juror ID」、苗字の頭3文字、誕生日を入れます。

陪審員情報(名前、Group、Juror ID)を確認して、「Continue」をクリックします。

個人情報を確認して「Next」をクリックします。

Marital Statusは婚姻情報。
- Divorcedは離婚
- Domestic Partnershipは同姓婚
- Marriedは結婚(異性)
- Not Knownは不明
- Separatedとは別居
- Singleとは独身
- Widowedとは死別
不明って!?w(゚ロ゚;w

Employment Statusは雇用情報。
- Employedは就業中
- Retiredは定年退職
- Unemployedは失業中

入力内容を確認して「Continue」をクリックします。

説明を読んで「Continue」をクリックします。

「Disqualify」をクリックして辞退します。

辞退の条件を読んで、「Continue」をクリックします。

アメリカの市民ではないです。

ウソはついていません、と「Continue」をクリックします。

めでたく免除されました!!
失格する理由
市民権を取った後でも、Jury Dutyを失格する理由はいくつかあります。

本人が死んでいる場合

犯罪者

英語が十分に使えない。

このカウンティに住んでいない。

Conservatorship、つまり後見人がいる人

18歳未満
まとめ
アメリカの永住権と市民権の違いは「選挙で投票する権利」と「陪審員の義務」と説明されることがよくあります。永住権でも陪審員の呼び出しはくらうので、あとで問題にならないようにちゃんと辞退しておくようにしましょう(笑)。
どんなことをするのかは興味があるので、エルドラード高校の擬似裁判とか見てみたいですね。
⇒El Dorado High School エルドラード高校