ジョーダン・ハービンジャー・ショーで元海軍大将のジェイムズ・スタヴリディス(James Stavridis)との対談がありました。
ジェイムズは新著「真北を航行する(Sailing True North)」では歴史上の海軍大将を例に出し、リーダーシップにおける性格の役割を書いています。リーダーシップをドアとしたら、性格はその「つがい」であると言い、大切だけれど見逃しがちと説いています。人に影響を与える外的な力であるリーダーシップに対して、性格は人に見えない内面のこと。良い人間になるための内なる航海はリーダーになるよりも難しい。
Sailing True North: Ten Admirals and the Voyage of Character
ISBN-10: 0525559930
ISBN-13: 978-0525559931
リスクを取れる文化の作り方
軍人は作戦上のリスクを取ることには慣れていて、即断即決できます。ところが組織上のリスクを取ることについてはかなり保守的でイノベーションが生まれにくいそうです。そんな環境を打破するには、ジェイムズは3点挙げました。
- リーダーはイノベーターを見つけて昇格させないといけない
- 組織は勇敢にリスクを取った事例を紹介しないといけない
- 下からトップまで自由にアイデアを発信できる環境が必要
そして何よりも、リスクを取って失敗した人にはこれからもチャンスを与えないといけない。
重大な決断の下し方
軍隊ですから、一つ間違えば人命にかかわります。そこまでいかなくても、重大な決断をするときに気を付けていることを教えてくれました。
- 自分が決断するために必要なものを持っているか?情報や自信など、自分側の資源や能力は何があるか。
- 問題について理解しているか?相手側の背景や文化など。
- 時系列を考慮する。すぐ行動しないといけないのか、もっと情報を集める余裕はあるのか。
まとめ
海軍のトップになっても感謝を忘れず、謙虚な姿勢はすばらしいです。そんなリーダーだから、部下がついていくのでしょうね。