ジョーダン・ハービンジャー・ショーでゲイブリエル・ミズラヒ(Gabriel Mizrahi)との対談がありました。
深堀(ディープ・ダイブ)シリーズで、今回はアバンダンス(「Abundance」溢れる感じです)について掘り下げました。
アバンダンスとは
アバンダンスとは英語で「たくさんある」といった意味です。
スピリチュアルなセミナーなどに行くと宇宙はアバンダンスだから「欲しい」と思うだけで何でも得られるような話がでてきます。
しかし、今回のはもっと実用的なことです。
アバンダンスと親切は関連していて、アバンダンスを感じるとたくさんあるから親切になれるという。
しかし人間の脳は希少性に考えるように進化してきました。常に足りないと思わなければ、来年まで生きることができるか分からないのが何百万年も続いたからです。そうすると、「足りる」と思うことができなくて、「親切」ができない結果になっている。
衝動的に親切をしたとしても、続けることができなくてアバンダンスを感じられないのです。
親切になる方法
それではどうすれば良いのか?
アバンダンスを感じる前に小さな親切を積み重ねるのです。
アバンダンスだと信じていなくても親切な行動はできます。
気持ちがあるから行動するのではなく、行動することによって気持ちを作るのです。
例えば、こんな事ができます。
- 誰かに微笑む
- 話を聞いて共感する
- 人を紹介する
- 数百円を寄付する
- ボランティアをする
- エレベーターのボタンを押してあげる
- 友達や家族に「元気?」とメッセージを送る
- 友達を車でどこかに送る
「やるなら大きくやりたい!!」と学校を建てるのを目指す人もいますが、1年に一回の大きな親切よりも、小分けして継続的にやるのがいいです。
自己中や三日坊主になりがちの人は、システム化するといいです。例えば、カレンダーに毎月15分イベントを入れて、その時は家族にメールするとか。
そして、親切をした後はその効果を反すうします。
どんな気持ちななったか?
相手の反応はどうだったか?
世の中の見方が変わったか?
こうすることによってアバンダンスを作り上げることができます。
まとめ
アバンダンスとは筋肉のようなものです。少しずつ積み上げることにより、さらに大きな親切ができるようになります。