ジョーダン・ハービンジャー・ショーで元イスラム過激派のムービン・シャイク(Mubin Shaikh)との対談がありました。
ムービンは著書「覆面ジハード戦士(Undercover Jihadi)」では諜報員としてカナダのイスラム過激派に潜入した話を書いています。
Undercover Jihadi: Inside the Toronto 18 – Al Qaeda Inspired, Homegrown Terrorism in the West
ISBN-10: 1935866591
ISBN-13: 978-1935866596
過激化
ムービンによると、過激化とは思想が極端になっていく過程だそうです。その先が暴力的になる場合もあるし、ならない場合もある。例えばキング牧師は非暴力的な過激派だった。
宗教思想が主体になって過激化を促すこともあるけれど、他の精神的や社会的な要因のサブになることもある。それぞれのケースの背景を別々に見ないといけない。
家族が急に行動が変わったり、極端になったりしたら注意しないといけない。二極的な考えになっていたり、自分と意見が違う人を悪とみなしたり、テロ行為に共感しだしたりしたら赤信号です。
ちなみに非過激化させることはとても難しい。友達の政治的な意見を変えようとするくらい不可能です。絶対に成功するものはないですが、ムービンみたいに元過激派員と話をさせたりします。
まとめ
過激化を促進するのは宗教だけではないのですね。宗教はただの言い訳の場合もあるので、ストレスをためない環境が大事そうだ。