Hacking Darwin ダーウィンをハックする

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ジョーダン・ハービンジャー・ショーでジェイミー・メッツル(Jamie Metzl)との対談がありました。

ジョーダン・ハービンジャー・ショー

ジェイミーは著書「ダーウィンをハックする(Hacking Darwin)」で遺伝子工学の未来と、その影響について書きました。去年初めて遺伝子組換え人間が産まれましたが、早いうちに倫理規程などを国際的に成立させないといけない。ちなみにWHOのヒトゲノム操作に関する委員会(WHO expert advisory committee on Developing global standards for governance and oversight of Human Genome editing)にも所属しています。


Hacking Darwin: Genetic Engineering and the Future of Humanity
ISBN-10: 149267009X
ISBN-13: 978-1492670094

遺伝子操作

ジェイミーは遺伝子工学のスピードは指数的に伸びていると言いました。その理由にインターネットがあり、ある発見がされると瞬時に他の研究者も使えるようになる。クリスパー(CRISPR)は2012年に確立されたが、去年それを利用した遺伝子操作の赤ちゃんが産まれた。ちなみにクリスパーはDNAの一部を切り取ったり置き換えたりするための技術です。

野生動物から家畜まで交配を繰り返してきた時代はもう終わったのです。そしてさらに新しい、もっと正確な技術もどんどん出てきます。

iPS細胞

iPS細胞でノーベル賞をとった山中教授のことも話していました。皮膚など、普通の細胞から幹細胞に戻す技術です。ここから卵子の前駆細胞に変えて、卵子を作れるのです。こうなると生まれ持った卵子以外に、何百万と「本人の」卵子を製造できるのです。(ちなみに精子は自然に億とか採れるので頑張らなくてもいいそうです。)

これと体外受精と、今後どんどん安価になっていくゲノム解析。10個程度の受精卵からダウン症などの遺伝子異常のないものを着床させるのではなく、何万個の受精卵から容姿やIQなどでも産み分けができるようになる言いました。

さらに怖いことに、胎児の細胞からiPS細胞を作る話もありました。
女の胎児の細胞からiPS細胞を作り、卵子に変える。
男の胎児の細胞からiPS細胞を作り、精子に変える。
それを受精させると、考えられないくらいの短いサイクルで次世代の人間ができる。遺伝子操作無しでも、こうやって究極人類を作り出すかもしれない。

まとめ

簡単に取り返しのつかないことになってしまいそうな話でした。科学も大事ですが、使う方の倫理観も同時に育てないといけないですね。

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