パシフィックシンフォニーの夜コンサートに行ってきました!!ムソルグスキー、ショパン、プロコフィエフです。
ムソルグスキーの禿山の一夜
ムソルグスキー(Modest Mussorgsky)の「禿山の一夜(Night on Bald Mountain)」は怖い音楽の代表格です!ディズニーのファンタジア(Fantasia)を見たことがあるなら聴いたことがあるはずです。最後、悪魔が出てくる場面の音楽です。
ハロウィーンとかになるとラジオで流れたりします。前半は怖くて不安な気持ちになりますが、エンディングのフルートソロで心が落ち着きます。
ショパンのピアノ協奏曲第1番
ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」のピアニストはガブリエラ・マルティネス(Gabriela Martínez)でした。彼女はベネズエラ人のピアニストですが、ピアニストの家系の5代目だそうです。母親はピアノの先生ですが、5歳でピアノを習い始めた時に「ベートーベンの第2協奏曲を弾きたい!」と言ったそうです。しかも、1年後に本当に弾けるようになった!!
会場でCD販売をして、インターミッション中にサインをしていました。
Amplified Soul
ちなみにショパンの1楽章のメロディーが都はるみの「北の宿から」に似ているというウワサもありますが、真相は分かりません(笑)。
プロコフィエフの交響曲第7番
プロコフィエフ(Sergei Prokofiev)の「交響曲第7番」はめったに演奏されないらしいです。パシフィックシンフォニーも初めてだったとか!
指揮者のデービット・ダンズマイヤー(David Danzmayr)はこの曲がプロコフィエフが純粋に書きたい曲を書いたのではと言っていました。他の交響曲と違って、現代曲にある難しさはなく、どちらかというと「ピーターと狼」とかバレー「シンデレラ」に似た表現力を使っていると。人生の最期に差し掛かっていて、いろいろなしがらみから解放されたのかもしれませんね。
まとめ
ムソルグスキーを最期まで聴いたのは初めてでした。ただの怖い曲かと思っていましたが、暖かいところもあるんですね(笑)。