This Is Marketing マーケティングとはこうやるのだ

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ジョーダン・ハービンジャー・ショーでセス・ゴーディン(Seth Godin)との対談がありました。

ジョーダン・ハービンジャー・ショー

セスは著書「マーケティングとはこうやるのだ(This Is Marketing)」では自分が実践してきたマーケティングの神髄を説明しています。


This Is Marketing: You Can’t Be Seen Until You Learn to See
ISBN-10: 0525540830
ISBN-13: 978-0525540830

教育と学習の違い

セスは今の教育(Education)システムは壊れていると言いました。服従する人を育てるための、「修了証」などのご褒美を使った管理システムなのです。

それよりも、自分から習得したいという意欲を育てないといけない。自発的な要素があるのは「学習(Learning)」。

教育は意志に反してやらされるので楽しくない。でも学習はいくらでもできちゃう。時間が足りないくらい。

広告の進化

セスは広告の形態の進化についても話しました。
昔はテレビ局が3つしかなかったので、少なくても300万人の視聴者がいた。そのため、広告も一般受けするようなものがほとんどだった。
ケーブルで100チャンネルに増え、さらにインターネットで何十億チャンネルになりました。こうなると視聴者も細分化され、ニッチな広告をピンポイントで出せるようになった。
さらに3Dプリンターとか自動化によって、たくさんの種類の商品を低予算で作れるようになった。ロングテール商品でめったに売れないけれど、それでも成り立つ。

マーケティングの神髄

それでは一つの商品の質を上げるべく努力するのは無駄かというと、そうではない。
品質とは「期待にそう」ことで、豪華さとかは関係ない。欲しい人の欲求に応えることができれば良い商品なのです。そして期待を超えることができるのが素晴らしい商品。

マーケターの多くが間違えるのが、「自分の商品をどのように売るか」を考えるのです。
そうではなく、「人が困っていること」を解決する商品をつくらないといけない。
もちろん、自分の商品が顧客のニーズに合っているのが一番いい。

また、顧客を選ぶことも考えないといけない。
全ての人を満足させることはできない。ディスられたら、たまたまその人には合っていなかっただけかもしれない。
もちろん、ちゃんとした批判は聞いた方がいいですが。。。

まとめ

自分が作った鍵が開けられる鍵穴を探すのではなく、開けたい鍵穴に合う鍵を作るべき。普段の生活でも独りよがりにならないために気を付けたいですね。

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