ジョーダン・ハービンジャー・ショーでカル・ニューポート(Cal Newport)との対談がありました。
カルは「集中力が新しいIQだ」と言っていました。20世紀はIQの高い人材が世の中を引っ張ってきましたが、これからは集中力を保てる人が重要になってくるそうです。SNSなど、気が散る要素が無数ある中で何かを成し遂げるのは難しい。
デジタルミニマリズム Digital Minimalism
Digital Minimalism: Choosing a Focused Life in a Noisy World
ISBN-10: 0525536515
ISBN-13: 978-0525536512
カルの著書「デジタルミニマリズム(Digital Minimalism)」ではミニマリストのデジタル版になる方法を説明しています。ミニマリストとは「必要なものだけを持つ」人です。最近でも「断捨離」が流行っているので物理的なミニマリストが増えているのではないでしょうか?
「デジタルミニマリズム」とはそのデジタル版。
まずは30日間、私生活で必須でないデジタル機器やアプリを使わない。
終わった後、絶対に必要なもの、無いと困るものを選びます。
それらで自分は何をしたいのかを問います。
そして、それを実行するのに最適な機器・アプリであれば、生活の中に戻します。
また、使う頻度も検討します。友達と連絡を取るのにフェイスブックやLINEが必要だったとして、5分に一回見る必要はあるのか?1日1回だけでも回るのか?
まずは「何が(what)」必要かを見極め、「どのように(how)」「いつ(when)」使うかを制限するわけです。これであなたもデジタルミニマリスト(笑)。
ちなみにミニマリズムの対極にあるのはマキシマリズム(Maximalism)です。これは「少しでも価値があれば欲しい」という考え方から来ます。どんどんアプリをインストールする人です。めったに使わないとしても、入れなければ損をしていると感じてしまうのです。
アーミッシュ Amish
ミニマリズムの例として、アーミッシュ(Amish)があげられていました。現代に生きているが、テクノロジーを拒否しているキリスト教集団、というイメージがあります。しかし、実際には「コミュニティの強化」を「what」にとらえたミニマリストなのです。そのため、コミュニティの強化に最適なツールであると評価すれば、技術も取り込んでいくそうです。
大きな意図のためには、小さな便利は切り捨てていくわけです。だから紙おむつやトラクターは使うけれど、車は使わないとか。
ステレオタイプのアーミッシュはこんな感じです(笑)。
⇒https://youtu.be/lOfZLb33uCg
Amish Paradise (“Weird Al” Yankovic)
まとめ
僕はフェイスブックにログインする前に必ずブログに投稿するようにしています。ブログに何か書かないといけないので、SNSをするハードルをあげているのです。そうすれば衝動的に時間をつぶすこともないし、記録に残るので永続的に誰かの役に立つ可能性があります!!