2020年はアメリカの国勢調査の年です。憲法(第1条、第2節)で、10年ごとに行うことが決められています。この結果、人口によって国の資源が割り当てられます(議員数や、連邦レベルの補助金など)。対象者は2020年4月1日時点でアメリカに住んでいる人。
今回はインターネット上でできます!!
英語が分からなくても大丈夫、日本語でできるし、説明ビデオもあります。
12桁の英数字のCensusIDが必要ですが、郵便で送られているはずです。3月12日と16日に封筒で、26日にハガキが届いていました。さらに4月8日に紙面でできる旧来の国勢調査票、20日にリマインダーのハガキが来ていました。
国勢調査の内容
必要なのは基準日(4月1日)、その住所に住んでいた人の情報です。もし住所不定の人がその日、滞在していたらその人も含めます。
最初に世帯主のフルネームと電話番号、住居の種類。そしてそれぞれの世帯員の氏名、世帯主との関係、性別、生年月日、人種です。
この情報は72年間、機密保持されます。他の政府機関と共有されることはないし、職員が不正をした場合、5年までの拘禁と$250Kまでの罰金を課せられませす。
国勢調査の調査員はいつ訪問する
オンラインでやらなかった世帯に対しては5月から調査員が戸別訪問することになっていました。
新型コロナウィルスの影響で止められていましたが、徐々に地域ごとで開始されています。
カリフォルニアも5月27日から自宅を回りはじめます。
27日から始まるカリフォルニアの市:
- Chico
- Concord
- El Cajon
- Ontario
- San Bernardino
- San Diego
- San Jose
- San Mateo
- Camarillo
- Santa Rosa
- Stockton
- Sunnyvale
- Vista
6月1日から始まるカリフォルニアの市:
- Bakersfield
- Fullerton
- Fresno
- Sacramento
- Santa Ana
6月8日から始まるカリフォルニアの市:
- Inglewood
- Long Beach
- Oakland
- Palm Springs
- Pasadena
- Pleasanton
- Riverside
- San Francisco
- Santa Clarita
- South Gate
- West Covina
- Woodland Hills
国勢調査 詐欺
国勢調査をうたった詐欺もあるので注意しないといけません。上記の内容以外を聞かれたら疑うべきです。
調査員は必ず国勢調査のIDバッジ(Census Bureau IF Badge)をつけているので確認しましょう。調査員の名前、写真、有効期限、商務省(Department of Commerce)の紋章が入っているはずです。
以下の行為は禁止されています。
- 移民ステータスを聞く
- 寄付を募る
- 社会保障番号(Social Security Number)を聞く
- 政治献金を募る
- 母の旧姓を聞く
- クレジットカード番号を聞く
- 銀行口座番号を聞く
まとめ
職業柄、調査員は不特定多数の人と、長時間、対面で話します。通常であれば気にすることはありませんが、新型コロナウィルス時代ではなるべく避けたいです。感染リスクを回避するためにも、今の内にオンラインで済ませておこう!!
我が家は4人家族でしたが、30分で完了しました。もっとも、何をやったか記録しながらだったので、実質10分くらいです。