プリウスのヘッドライトが片方が切れちゃいました!!
このまま走っていると、いずれ警察に止められるので新しいのに変えようかと思います。ディーラーへいって交換してもらうのも手ですが、パーツ代とレーバー代で数百ドルかかります。それならば試しに自分で取り付けてみようと、調べ始めました。
カリフォルニアの法律
アメリカは車検はありませんが、法律でヘッドライトの規定があります。日本の道路交通法に相当するのがカリフォルニアのVehicle Codeです。このなかの24400によると、ヘッドライトは2個ついていないといけません。高さも22インチ(56cm)から54インチ(137cm)の間と決まっています。暗いときや、ワイパーを使わないといけない時は点灯していないといけません。また、25950では色について言及されています。一般人が使っていいのは白と黄色だけです。
ハロゲン
工場出荷時のヘッドライトはハロゲンランプです。一般的な電球と同じ仕組みです。
中に入っているタングステン(W)のフィラメントに電気を流すことによって発光します。一緒にハロゲン(Halogen)ガスが入っていることから、ハロゲンランプと呼ばれています。ハロゲンとは周期表の右から2番目の列です。
- フッ素(F:fluorine)
- 塩素(Cl:chlorine)
- 臭素(Br:bromine)
- ヨウ素(I:iodine)
- アスタチン(At:astatine)
- テネシン(Ts:tennessine)
ハロゲンサイクルという化学反応により、電球が黒ずむのを防ぎ、長持ちさせます。ただし、フィラメントを熱くすることによって発光しているので、電気の効率はあまりよくないです。寿命もこの中では一番短いです。
トヨタの純正品(パーツ番号9008498033)は$30.28でした。でもアマゾンで買うと1割くらい安い(笑)。
Genuine Toyota 90084-98033 Bulb
HID
HID(High-intensity discharge)ランプは蛍光灯と同じ仕組みです。
電極間を電子が飛んで入っている希ガスに当たって発酵発光します。希ガスとは周期表の一番右の列です。
- ヘリウム(H:helium)
- ネオン(Ne:neon)
- アルゴン(Ar:argon)
- クリプトン(Kr:krypton)
- キセノン(Xe:xenon)
- ラドン(Rn:radon)
- オガネソン(Og:Oganesson)
一緒に金属(化合物)も入っていて、熱によって蒸発して、さらに明るさが増します。このプロセスに時間がかかるので、つけてから最大の明るさになるまで数秒かかるようです。ハロゲンランプよりは電気の効率が良く、長持ちがします。ただし、つけたり消したりを繰り返すことによっても劣化を起こし、段々と暗くなっていくようです。
トヨタの純正品(パーツ番号9098120029)は$150でした。
LED
LED(Light-emitting diode)、日本語で発光ダイオード。エレクトロルミネセンス(Electroluminescence)という、電子から光子を発して発光する仕組みです。
半導体に電圧を加えて電子が渡った時に光るということです。熱とか化学反応を必要としないので、電気の効率が非常に良く、長持ちがします。気を付けないといけないのは、青っぽい光の場合、上記のカリフォルニアの法律に引っかかることです。
トヨタの純正品は見つかりませんでした。
まとめ
LEDが一番長持ちしそうで、流行もしているので、LEDのヘッドライトにしてみようかと思います。明るさもハロゲン<HID<LEDみたいです。パーツ屋で聞いたら、2006年のプリウスは9003という型(日本でいうH4タイプ)のであればいいそうです。そこではHIDはあったけれどLEDは売っていなかったのでオンラインで評価を見ながら探すかな。
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