2017年度のタックスリターン(日本で言う確定申告)は1月29日(月)から申請が始まります。期限は4月17日(火)です。普段は15日ですが週末の場合、翌火曜日に延期されます。いつもこの時期になると、CPAとか忙しそうです。
Tax Returnと、税金が戻ってくるように呼んでいますが、場合によっては追加で払わないといけない事もあります!
Tax Withholdingと言って、雇用者が源泉徴収しますが、これが多いと返ってきて、少ないと徴税されるわけです。
対象者
日本のサラリーマンは源泉徴収と年末調整だけで済むため、確定申告をする人はあまりいないと思います。アメリカだと収入がある人はほぼ全て申告する必要があります。年収がある程度以下の人は出す必要はないですが、出すとお金がもらえる場合もあるので確認した方がいいです。
必要書類
確定申告書に相当するのがフォーム1040です。図書館とかの公的機関に書き方の説明と一緒に置いているので誰でも手で書いて出せますが、最近は電子的(e-file)にファイルするのが多いです。e-fileだと処理も早いし、銀行口座に直接振り込まれるので便利です。日本でもe-Taxとかでできるみたいですね。
必要書類は人によって違いますが、一般的にはこんなところでしょうか。
- W-2
- 雇用者からもらいます。今年度分の収入や源泉徴収された税金が載っています。401(k)などに入っている場合、入れた金額も載ります。
- 1099
- その他の収入。銀行の利息や、州の前年度のタックスリターンなどがあります。
- 1098
- 住宅ローンがある場合、払った利息の額が送られてきます。
やり方
僕は毎年H&R Blockでやってもらっていますが、TurboTaxとかのソフトウェアを使えば自分でファイルすることもできます。
ちなみに第三者にやってもらうのはCPAとかのプロである必要はなく、IRS Preparer Tax Identification Number(PTIN)さえ取得していれば誰でもできるのです。なので、安心するためにはCPAやTax Attorneyとかの肩書もあった方がいいです。
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