アメリカでは毎年、学校の年度が終わったころから、次年度のスクールサプライ(School Supplies)を買うように促されます。
スクールサプライとは
スクールサプライとは「Back to School Supplies」とも呼ばれ、学校にいる一年間で子供が使う消耗品などのことです。勉強に使う筆記用具やノートから、ワイプやバンソウコウまであります。
学校から学年ごとにリストが配布されます。自分で探して買ってきてもいいし、業者で用意された学校ごとのセットを買ってもよいです。学校指定の業者で買えば、直接学校に送ってくれる利点もあります。
アマゾンでもセットを売っています。
First and Second Grade Classroom Supply Pack
今度1年生になる息子のサプライはこんな感じでした
- バンソウコウ(Band-Aids – Box – Latex Free)
- 色鉛筆(Colored Pencils – Crayola – 12 Ct)
- ノートブック(Composition Book – Wide Ruled – Black Marble – 100 Ct)
- クレヨン(Crayons – Crayola – 24 Ct)
- 消しゴム(Eraser – Pink Pearl – Papermate – Large – 1 Pk)
- フォルダ(Folder – Plastic & Pocket – Blue)
- フォルダ(Folder – Plastic & Pocket – Red)
- 液体のり(Glue – Elmers – Washable School Bottle – 4 oz)
- スティックのり(Glue – Elmers – Washable Stick – Purple – .21 oz – 12 Pk)
- 紙(Paper – Cardstock – White – 250 Count – 110 lb)
- 鉛筆(Pencil – Ticonderoga – Sharpened – No 2 – 12 Pk)
- 容器(School Box – 5.6 in x 8.4 in x 2.5 in – Plastic – Asst Colors)
- ハサミ(Scissors – Fiskar – Kids – 5 Inch – Blunt)
- マーカー(Sharpie – Black – Fine Tip)
- ティッシュ(Tissue – Kleenex – 144 Ct)
- ワイプ(Wipes – Baby – Pkg – Unscented – Huggies – 40 Ct)
- 消毒ワイプ(Wipes – Disinfectant – Clorox – 35 Ct)
- ジッパー付き袋(Zipper Bags – Glad – Gallon – 20 Ct)
カリフォルニアの公立学校の予算
なぜ保護者が毎年買わないといけないのか、疑問に思うかもしれません。
カリフォルニアの公立学校の予算は半分ちょっとが州の教育予算からきています。4分の1弱が地方の固定資産税から、1割弱が連邦予算からきています。残り1割はその他から来ています。
ただし、それが均等に割り振られるわけではないです。各学校区に対して、不利な条件の家庭が多いほど予算が割り当てられます。
- EL(English Learner)家庭
- 低所得家庭
- 特別教育(Special Education)が必要な生徒
おそらく、日本人が通うような学校は公的な予算は他よりも少ないと言ってもいいでしょう。
ここ数年はカリフォルニア州の教育予算を増えていますが、コストの増加には追い付いていない感じです。そうすると学校や家庭に負担が押されるわけです。地域によっては寄付があるかもしれません。学校によってはPTAがファンドレージングしてサポートしてくれるかもしれません。
残りは保護者が買うスクールサプライが大きな役割を果たします。でもカリフォルニアでは公的教育は憲法で保障された権利として、強制することができないです。おそらく低所得層には負担が大きくて買えない家庭もあるでしょう。最終的に足りない部分は先生が自腹を切って買うことになります。先生はこれを経費にすることもできますが、年間$250まです。
まとめ
スクールサプライは義務ではないですが、先生のためにも買っておきましょう。